いつも思うLB

出遅れLファンの雑記帳です。Bも一緒に愛しています。最初にカテゴリーの「ごあいさつ」をご覧下さい。
Posted by 若子   3 comments

もう一度会いたい物語

すごく好きな話があったんです。ワタリの話です。あの、最期の瞬間、ワタリが思ったこと。それを書いた話があって。初めて読んだ時は泣けて泣けて声を抑えられませんでした。
こっそりですね、とっておいたんです。でもそのフロッピーが、ダメになりまして、保存しておいたものが全部消えました。
でも、ここんとこ頑張っていろんなサイトさんを渡り歩いてまた「お気に入り」リストを作り始めてたんです。

その大好きな話の載っていたサイトさんを見つけて、バナーをクリックしたんですけど、開きませんでした。
閉鎖したようです。


それがどういうことなのか、驚きましたね、理解するのに1分くらいかかりましたよ。それでも暫しの間、見る方法があるんじゃないかとあれこれ考えて、あちこち検索して。

印刷しておかなかった私がバカでした。
残念で残念で、涙が出ます。今も出ます。

倒れて命が尽きるまでの恐らくはほんの一瞬の間に、ワタリの脳裏を駆け抜けた思いを小説にしたものでした。

*****

初めて会った頃の幼いLの様子。弱い者、傷ついた者の心に寄り添う能力に長けていたこと。誰よりも心優しい子供だったL。
未解決の犯罪捜査に関わるようになって、自分のために働くワタリへの礼のように、ソファの隙間や服のポケットに忍ばしてあったキャンディやチョコレート。それを見つけて口にする時の喜び。
仕事で遠出をしたワタリが帰って来ると、抗議のように家の中がめちゃくちゃになっていて、水浸しの浴室にLが横たわっていたこともあった。
床の上で寝て、抱き上げてもらうのを薄目を開けて待っていたL。

キラ事件のために日本に行くことになった時も、握ったその手が温かく力強かったから、彼が敗北することなど有り得ないと信じることが出来た。
日本の捜査員たちと出会い、彼らを信頼し、徐々に人懐こく笑顔を見せるようになって行った「竜崎」に、何もかも順調だと思っていたワタリ。
だが、彼と二人の時は可能だった捜査の手段が次々封じられ、竜崎の疲労が増して行くにつれ、ようやくワタリも不安を感じ始めた。
このままでは彼は窒息してしまうのではないか。
ソファの上で体を丸めて眠る竜崎の手に触れ、そのあまりの冷たさに愕然とするワタリ。こんな眠りの中で安らぐことが出来るものだろうか、と。
可哀相なことをした。もっと早く気づいてあげるべきだった。すぐにでも捜査本部と距離を置いて。だがそれを竜崎は望まないだろう。
意見を違えた相沢をそのまま野に放つなど、かつての竜崎には有り得ない。それでも、人が人と番い子をなし家族を作ることを第一と考えた彼の心を思えば、責めることは出来なかった。
だから、こうなってしまった今、ワタリの心残りはただ一つ、彼がワタリにとあちこちに隠したお菓子の数々を、すべて見つけることが出来ていただろうかということだけだ。
ワタリという名は、彼がつけたものだった。
「渡り鳥ですよ」
いずれは故郷に帰るんです、と言った彼。
竜崎。私はいつか、あなたと共にイギリスに帰りたかった。

倒れ込み、床に頭が叩きつけられる音を聞くワタリ。自分がこのまま骸骨になる、どこか滑稽なイメージを連想して苦笑する。
良かった。自分は竜崎との約束どおり、全てのデータを消去することが出来た。

そして自分は、竜崎のつけた名のとおり鳥になって、空を行く。
見下ろす大地のその先には、まっすぐに竜崎へと続くランドマーク。


どうか竜崎を、未来に生かしてやってください。




私の話は、これでおしまいです。


*****



「どうか竜崎を、未来に生かしてやってください。」
そのワタリの願いは、聞き届けられることはありませんでした。
悔しさ、無念、怒り、けれどワタリがそれを知ることなく逝ったことへの切ない安堵に、この物語を初めて読んだ時は、本当に涙が止まらなかった。机に伏して泣きました。
でも、もう私にはこれを読み返す術がありません。
中途半端な内容ですが、せめて思い出せる限りの内容を書きとめておこうと思いました。

誰かご存知ないですか。「ミジンコフスキー」というサイトさんの、「ランドマーク」という話です。
こんな僻地のようなブログでお願いをしても虚しいかもしれませんが、よそ様で騒ぐような真似は出来ないし、今はこれしか思いつきません。
もう一度、あの物語を読みたい。竜崎を愛して止まなかったワタリに会いたい。そう書くだけで涙が出て来ます。

全部私が悪いんです。誰のせいでもない。
でもでも、もうデジタルなんて信じないから。うえ~ん

Comment

ナコ says... ""
若子さんこんばんは~。
すごく切ないお話ですね(; ;)

> ワタリという名は、彼がつけたものだった。
  「渡り鳥ですよ」
  いずれは故郷に帰るんです、と言った彼。
  竜崎。私はいつか、あなたと共にイギリスに帰りたかった。

> どうか竜崎を、未来に生かしてやってください。

渡り鳥だからワタリ・・・・・ 一緒に故郷に帰ろうという想いから
Lがつけたと思うと泣けます。二人の絆が愛しいです・・・うっうっ。

いいお話を聞かせて下さってありがとうございました。
ワタリが最期の瞬間に何を思ったか・・・そうゆうことを
今まで考えたこともなかったので、すごく新鮮でしたし、
色々と思うところがあります。

私もその方のお話を、是非ちゃんと読んでみたいです!
・・・で、早速色々と検索しまくってるんですけど見つかりませーん(泣)
いつか探し出せるといいな・・・その時はもちろん速攻で若子さんに
お知らせしますからね!! 
2008.02.06 19:05 | URL | #pCwXH1RY [edit]
若子 says... ""
はううぅ~~(泣き声)。ナコさんんんv-406
大好きなお話でした。イベントでの配布本に載せたお話だったようです。
何度か読み返しては、そのたびに泣いてました。
サイトを閉じられたみたいで、PCに詳しくない私には、どうやって捜せばいいのか。しくしく。

> どうか竜崎を、未来に生かしてやってください。

ワタリ~~(涙)。あなたの言葉ひとつひとつに、Lへの愛情、理解、労わり、そして彼に託した希望がこもっていたのにーー!!

ナコさん、優しいお言葉ありがとう……。
本当に、もっと早く皆さんにお知らせして、読んでいただけば良かった……。
悔やまれてなりません。
私も泣いてないで捜してみます! うっうっ、ぐすんぐすん(泣いてるがな^^;)。
2008.02.06 22:18 | URL | #sZs0QYOw [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008.06.24 11:19 | | # [edit]

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